MCU入門 第8回 テレビ会議サーバの所有と利用の違いについて②
– プライベートクラウドの上に構築・所有
2011年7月掲載
テレビ会議サーバーをプライベートクラウドの上に構築・所有する
先述の3項目は、以下のようになります。
1.工場が、自分のために割り当ててくれるリソース
自分専用の工場をもっているので、工場の能力=自分のために利用できる能力です。
2.工場と自宅を結ぶ道路の広さ
広い道路ならトラックが通れますが、狭ければ自転車で通るしかありません。
一度に運べる荷物の量がずいぶんと変わってきます。
3. 工場と自宅を結ぶ道路の品質
プライベートクラウドの場合、工場の場所と各拠点の場所をVPNで接続します。
VPNでご契約の帯域、品質を自社でコントロールすることができます。
- MCU(多地点接続装置)入門
- 【第1回】MCUで何ができるの?
- 【第2回】MCUの接続性について
- 【第3回】テレビ会議を自社IP網を越えて利用するための拡張について
- 【第4回】MCUを最大限に利用するためのサーバソフトウェアスイート
- 【第5回】テレビ会議を二次利用する
- 【第6回】MCUの冗長構成
- 【第7回】貴社にぴったりのMCUの設置場所
- 【第8回】テレビ会議サーバの所有と利用の違いについて
- 【第9回】NAT/FWトラバーサル
- 【第10回】保守サービスについて